◆多読習慣◆
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作成日:2024/05/25
【すごい会議】



大橋禅太郎氏著。
 
シリコンバレーで、ガズーバ社起業。
その際、マネジメントコーチのハワード・ゴールドマン先生と出会い、そのノウハウを「すごい会議」として、コーチングを日本に伝承中。
 
@紙に書いてから発表する
・書いている間は、他人の意見が見えない。(意見が入らない、の意) 
 
紙に書く⇒質問する(疑問が起こって、答えを探そうとする)⇒深い洞察のアイデアを提供する
<実体験>→<質問>→<洞察の提示>
 
A置き換え
 
・どうすれば良い? 
 
「どのようにすれば、〜か?」
 
「これが起こったらいいな〜」+「○○一」(世界、日本、全国、さいたま市〜)
 
・例えば、問題点が「会社が面白くない」だとすれば、「どのようにすれば会社が面白くなるか?」に書き換える。
 
・「できない説明ではなく、解決策を言ってほしい」というのは、すべての経営者が社員に対して求めていることだが、それを手に入れられる経営者は多くない。その助けとなるのが、上の方法。
 
B言えない問題、ひどい真実
 
・問題の本質は何だ?⇒このように聞くと、答えにくいので、
こちらも、上記の「どのようにすれば、〜か?」に置き換える。
 
・言わなかった問題、言えない問題、言ってはいけない問題はなにか?
 
この会社のひどい真実はなにか?
 
では最後に、あなたのひどい真実はなんだ?
 
この問題に関しても、上と同じように、「どのようにすれば〜か?」の形に書き換えさせる。
 
C戦略的フォーカス(未来を創る)
「○年○月○日までに二社に採用されて、イケてる会社として、市場から認知される」
 
短期的かつ明確(数字入り)
インパクトある目標、
全員で作り、合意する
 
放っておくと会議の時間の95%は、「コメントの交換」に使われている。
これを
「明確化のための質問」
「代替案の提示」
「リクエスト」
の三つだけに絞ると面白いほど会議が前進する。
 
D目標達成のために、何をするか?
 
 他者推薦 だれがどの部門を担当すれば、最も効果的か?
 
Eコミットメントリスト作成 
 
進捗チェック
 
朝、スケジュールの相互チェック(クロスチェック)ダブルチェック、お互いにお互いを。
 
■問題の解決方法について。
 
ビジネスを進めていくと、いままでに解決したことのない問題に出合う。
多くの問題は、ちょっと考えて解決策が出ないと、あとは「悩み」モードに入り、解決されないことが多い。
 
そんな時は、以下の、「集団解決の型」を使うことを合意しておくと、
ほとんどの問題は、「できる・できない」から「やる・やらない」に変わる。
 
A.優先順位をもとに、ミーティングの時間内で許す限り、次のステップをする
 
1)問題を「どのようにすれば〜できるだろうか」のかたちに書き換える
 
2)現状を書いて、発表する
 
3)代替案を各自紙に書いて発表する
 
4)どれを実行するかしないか決めて、担当者と期日と望まれる成果を明確にし、コミットメント・リストに記入する
 
B.ミーティングの終了時間10分前になったら、残った問題を、誰がいつまでに解決するか(またはとりあえず放っておくか)を合意する
 
著者は、コーチをする際にときどき、「くだらないアイデアをあと二つ追加してください」とリクエストするらしい。
 
普通のアイデアは他社でもやってる。一見くだらないアイデアを、プロとして実行できるやつらはそこで確実に差が出る。
 
すごい会議をするようになってから、僕らは頻繁に「お祝い」をすることにした。
日々「砂漠に水を撒いている」ので、「お祝い」をすると前進していることが確認できる。
ほんのちょっとしたことで楽しいイベントは実現できる。
 
■「どのようにすれば」の型の乱用
例えば、朝の進捗管理のミーティングがマンネリ化すると、
⇒「どのようにすれば毎朝のミーティングをセンセーショナルにできるか」
⇒毎朝、ミーティング幹事を決めて、その人が何らかの工夫をして、センセーショナルにすることにした。
 
■「すごい会議」の手順
手順1〜12まで。付録p62-63
 
■問題解決シート
付録p45
 
会議に限らず、問題解決のための汎用性が高そうで、活用できそうな手法だな、と強く認識した。
お問合せ
安田労務管理事務所
336-0018
埼玉県さいたま市南区
南本町2-6-6
TEL:048-864-0023
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