◆多読習慣◆
◆多読習慣◆
作成日:2024/03/02
【大人のための読書の全技術】



著者は、齋藤 孝先生。
明治大学文学部教授。著名な方なので、経歴等のご紹介は省略。

■動機
多読するならば、まずは本の読み方を一度基礎から学ばなければ思ったので。
この本も、望月禎彦先生にご紹介いただいたかもしれない。
もう、目次を読むだけで、ワクワク感が止まりません。

以下、気にいった点をつらつらと。

■目次より
・古今東西の偉人から学べる。
・「意味の含有率」を増やし、思考力アップ。
・先人たちの思考をなぞることができる。
・垂直次元思考力アップ。(≠水平的)
・時代、地域を超える普遍真理を学べる。
・システムシンキング(システム思考)を身に付ける。(学習する組織-システム思考で未来を創造するピーター・M.センゲ著、楠木建氏推薦。いつか読んでみたいw)
・フォーマット思考法を身に付ける。
等々。要するに、頭の体操になるということか(^^ゞ

■「私淑(ししゅく)」する
・古今東西の偉人たちに直接会ったことはなくても、師として仰ぎ、学ぶ。

■本と本がネットワークをつくりはじめる。
・読んだ本同士のつながりが、自分自身の脳内図書館を構築する。多様性保全のため。

■古典に触れることで、時代を超え地域を超える普遍の真理を知る
・人の基本は変わらない。情報に振り回される自分に気づき、精神的に落ち着くことができる。

■第2章 読書の量を増やす-速読の全技術
・300字/1分間が聞きやすい。(原稿を読み上げるスピード、現代の速聴術)
・100冊読破すれば、101冊目以降は相当楽になる。軽くバットを振っただけで、ボールが外野の頭を超えていくような感覚。
・目を速く動かす方法(全体俯瞰)と、全体の中で必要部分をピックアップして、集中的に読込。
・目的設定(本の内容を誰かに説明する、として負荷をかける。内容要約力アップ。
・締切設定(読了期間。1週間に1冊。1ページ1分間目安。200ページで200分、3時間弱で1冊。さらに、3⇒1時間で読めるようにと設定し、意識する。)
・場所を選ぶ。(例えば、喫茶店。この時間帯で、集中して。)
・テクニック。(タイトル⇒カバー帯⇒目次、小見出しをサッと目を通して、おおよその趣旨をつかむ。)
・逆算読書法(大事なところから読む。最終章に、要約されている。)
・二割読書法(目次を読んで、二割部分を精読。全体の概要をつかむ。)
・サーチライト方式(あらかじめ大事なキーワードを決めておく。5個とか6個とか。キーワードに「○」をつけていく。内容を自分のものにするための手段、本は汚せ!大事なところは、ページの端を折る。)
・同時並行読書術(例えば10冊同時に。多読が目的なので、読破する必要はない。セレクトした重要部分を精読。)
・読める時間ではなく、読めない時間を追求。
・視野を広げる意識を持つ。

■第3章 読書の質を上げる-精読の全技術
・やくみつる氏。ほとんどの本を音読している。そのため、夫婦別室。
・武田鉄矢氏。スケッチブック活用。読んだ本の内容の要約、引用文を書いていく。読書ノート。
・三色ボールペン方式。本は、読書ノート。サーチライト方式でキーワードに三色の「○」を。
赤⇒最重要事項、但し、線引き。
青⇒重要事項、こちらも線引き。
緑⇒「おもしろい(主観で)と思った」ら、これに「○」。記憶するべきだに認識する、スイッチ。
・引用ベストスリー方式。@セレクトし、A配列して、B自分のその作品への関わり方を整理する。なぜその文が気に入ったのか、メモ書きを。およそこういうことだ、と、キーワードだけは覚えておいて、自分の言葉で話せるように。
・引用力アップ(読んだ内容を話続ける。)
・呼吸法(集中力アップのため、ブッダの呼吸法。三秒間鼻から吸って、二秒止めて、十五秒で口から緩やかに吐く。)
・書き写す(昔は、カメラなどない、書き写すことが精読の最たるもの。)

■第4章 読書の幅を広げる-本選びの全技術
・セルフイノベーション(自己改革)。現代社会は、常に変わり続けている。新しい概念や理論が生み出されているので、学ぶことを怠れば、仕事に支障をきたし、評価が下がる厳しい現実。
・渋沢栄一。「論語」の世界と経済発展を結び付けた。孔子「論語」の言葉を自分用に変換して捉え直した。古典は、応用できる力が内包されており、普遍的真理を学ぶ、教えを自分の行動に引き付けやすい教材。コスパが良い。人生の指針として、行き先を照らしてくれる。
・古典を読む前に、マンガや解説書を読んで、タイパ良く理解する。

■第5章 読書を武器にする-アウトプットの全技術
・アウトプットを意識した読書をする。
・本に触れながら、話す習慣をつけていく。本の内容を会話の中に取り入れる。、コミュニケーションの格が上がる。
・コメント力が上がる。雑談から入り、人間関係を温めて、自分を信頼してもらい、仕事につなげる。
・質問力が上がる。コメント力と組み合わせる。「聞いてみただけの質問」をしないように気を付ける。(抽象的かつどうでもよい)話題を見つける質問&話題を掘り下げる質問。
・話を聞きながらメモを取る。次に何を言おうか、何を質問しようか、キーワードをメモしていく。
・雑談力。@「中身がない」、A「あいさつ+α」、B「結論不要」、C「サクッと切り上げる」、D訓練すれば、誰でもうまくなる。
・「一を聞いて十を知る」。論語に出てくる言葉。想像力⇒理解力⇒予測力⇒提案力=信用を勝ち取れる。
・一分間で、相手の潜在的欲望願望を探るキーワードを。
・バトナBATNA(Best Alternative To Negotiated Agreement)「交渉決裂時の最善の代替案」他の選択肢を残しておく。(ハーバード交渉術より)
・未来予測力(システム思考)
・概念活用力(トンマナ、シズル感、ブランディング)
・概念変換法(ドラッガー「現代の経営」、顧客は誰か)
・理系の言葉は、概念として使いやすい。
・本を読んだら要約、メモ書きの重要性。
・性格が難でも、「自分の負担少ないように動いてくれる相手」、「効率よく仕事ができる相手」、「スピードが優しさ」、「段取りが良くて、コスパ良い人」が、仕事の上ではベストパートナー。
・フォーマット思考法。「デザインシート」に落とし込み。
@対象(誰なのか)
Aタイトル(テーマは)
B狙い(何のために)
Cテキスト素材(材料は)
Dキーワード、キーコンセプト(中心となるコンセプト)
E段取り(具体的行動)
F仕込み、裏段取り(準備は)
・経験値。チームとは、人数分の経験値が集う場。経験と言葉を結び付けていく読み方を身に付ける。(だから、多読)垂直方向と水平方向。

■おわりに
・スティーブ・ジョブズの言葉。「点と点」を繋ぐ。大学に行ったものの、やりたいことが見つからず、中退した。しかし、カリグラフィー(アルファベットの書道)を学んだことが、将来、マッキントッシュ・コンピュータをデザインしたときに役立った。
・将来に目を向けて点と点を繋ぐことは、今はできない。将来の点と点を繋ぐため、1冊読むごとに、一つの点を持つ。自分の中の点を増やしていく。

 

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